ろうきんの住宅ローン審査は甘い?厳しい?結論と審査に落ちた時の対処法5選

「ろうきんの住宅ローン審査は甘いってホント?」

「住宅ローンの審査に落ちたらどうすればいい?」

住宅購入に欠かせないのが「住宅ローン」

どこで借りるのがいいのか?審査に通りやすく、自分に合った住宅ローン選びで悩む人も少なくありません。

そんな中、ろうきんの住宅ローンは審査が甘いのか?それとも厳しいのか?ろうきん住宅ローンを検討する人は多いのではないでしょうか。

本記事では、ろうきんの住宅ローン審査は甘いのかの結論と審査に落ちた時の対処法について詳しく解説していきます!

【結論】ろうきんの住宅ローン審査は甘い?厳しい?

ろうきんの住宅ローン審査は甘いのか?それとも厳しいのか?

結論からいうと、決して甘いわけではありません。
ただ、他の金融機関と比べて、融資の条件が比較的緩やかな項目があります。

実際に、中央労働金庫の公式サイトを見ると、申し込み条件として、

住宅ローンの申し込み条件

  • 労働組合会員、生協の組合員およびその家族
  • 関東1都7県に住んでいる、または勤めている一般勤労者
  • 満18歳以上~満66歳未満の人(最終返済時に満76歳未満の人)
  • 年収が150万円以上
  • 勤続年数が1年以上(個人事業主は同一事業で3年以上)
  • 団体信用生命保険加入者
  • 金庫指定の保証機関の保証を受けられる人

上記すべてに該当する必要があるため、必ずしも甘いというわけではないことがわかりますよね。

ですが、ひとつひとつの条件を見た場合、年収や勤続年数など、他の金融機関よりも基準が緩やかな部分があります。

こうした要因が重なることにより、「ろうきんの住宅ローン審査は甘い」という見方をされるのではないか、と考えられます。

ろうきんの住宅ローン審査に落ちた時の対処法を確認しておきたい方は、こちらをご覧ください。自分に合った住宅ローンを見つけることもできます。

ろうきんの住宅ローン審査が甘いと言われる6つの理由

ではなぜ、他の金融機関に比べて、ろうきんの住宅ローン審査は甘いと感じるのか?

具体的なろうきんの住宅ローン審査が甘いと言われる6つの理由について深堀していきます。

【理由1】営利を目的としない金融機関だから

まず1つ目の理由として考えられるのは「営利を目的としない金融機関だから」

ろうきんは、営利を目的としない金融機関です。非営利の金融機関は、銀行のように利益を優先させた経営を目的としません。

ですから、厳しい基準を設けて、顧客を制限するのではなく、労働者の利益になるような活動を行うことを主目的としています。

実際に、労働金庫法の第1条を見てみると、事業の目的として、

労働金庫法 第一条(目的)

  • 労働者の福利共済活動のための金融の円滑化
  • その活動の健全な発達の促進
  • 労働者の経済的地位の向上

上記のように明記しています。

したがって、勤労者であれば、基本的には誰でも利用できるような仕組みになっているので、一般的に利用しやすい側面があります。

以上のように、営利を目的としない金融機関という点が、ろうきんの住宅ローン審査は甘いと言われる理由のひとつです。

ろうきんの住宅ローン審査に落ちた時の対処法を確認しておきたい方は、こちらをご覧ください。自分に合った住宅ローンを見つけることもできます。

【理由2】ろうきんの会員であれば優遇されるから

次に2つ目の理由として考えられるのは「ろうきんの会員であれば優遇されるから」

ろうきんには会員制度があり、会員になると、住宅ローンの優遇措置を受けることができます。

たとえば、手数料の金利が、非会員よりも引き下げられます。

実際、中央労働金庫の公式サイトで、手数料定率型の標準金利と会員の適用金利を比べてみると、

手数料定率型の標準金利と会員の適用金利

  • 団体会員:(標準金利)2.475%→(適用金利)0.375%~0.465%
  • 生協会員:(標準金利)2.475%→(適用金利)0.535%~0.675%

約2%近く引き下げられることがわかります。

こうした優遇措置が、ろうきんの住宅ローン審査は甘いという認識に繋がっていると考えられます。

以上のように、ろうきんの住宅ローン審査が甘い理由として、ろうきんの会員であれば優遇される点が挙げられます。

【理由3】頭金がなくても申し込めるから

3つ目の理由として考えられるのは「頭金がなくても申し込めるから」

ろうきんの住宅ローンは、フルローンで申し込むことが可能です。

そのため、頭金なしで物件価格の全額をローンで借り入れることができます。

実際、住宅ローンを借りる際に、頭金がネックになる人も多いです。

たとえば、住宅金融支援機構が行った民間住宅ローン利用者の実態調査で、住宅取得に踏み切れない理由を年収別に見てみると、

住宅取得に踏み切れない理由(年収別) 第一位 第二位
年収400万円以下 将来の収入に不安(38%) 頭金が不十分(32%)
年収400万~600万円以下 将来の収入に不安(35%) 頭金が不十分(33%)
年収800万~1000万円以下 気に入った物件がない(29%) 特になし(23%)

年収が低いほど、自己資金や頭金が不十分と答える人が多いことがわかります。

したがって、頭金なしで申し込みが可能なろうきんは、審査が甘いという見方をする人がいるかもしれません。

以上のように、頭金がなくても申し込める点が、ろうきんの住宅ローン審査が甘い理由に入ると言えるでしょう。

【理由4】世帯年収の審査基準が低いから

4つ目の理由として考えられるのは「世帯年収の審査基準が低いから」

ろうきんの住宅ローンは、前年税込み年収が150万円以上あれば申し込み資格に入ることができます。

ですので、他の金融機関に比べると、比較的低収入でも、申し込みが可能となります。

実際に、他の金融機関の最低年収を調べてみると

各金融機関の住宅ローン申込条件(年収)

りそな銀行以外は、150万円以上の年収が必要であることがわかります。

したがって、比較的年収の基準が低いため、審査が甘いと見る人が多いと考えられます。

以上のように、ろうきんの住宅ローン審査が甘い理由として、世帯年収の審査基準が低い点が挙げられます。

【理由5】勤続年数が1年以上で申し込めるから

5つ目の理由として考えられるのは「勤続年数が1年以上で申し込めるから」

ろうきんの住宅ローンは、勤続年数が1年以上(個人事業主は同一事業で3年以上) で申し込むことができます。

住宅ローンの返済能力の目安として、勤続年数を判断基準とする金融機関は非常に多いです。

実際、国交省が行った「民間住宅ローンの実態に関する調査」を見てみると、融資を行う際に考慮する項目として、「勤続年数」は、94.5%と高水準です。

さらに具体的な、勤続年数別での機関数の割合を同資料から見てみると、

勤続年数別での機関数の割合

  • 3年以上:189
  • 2年以上:58
  • 1年以上:629
  • その他:195

1年以上の民間機関が多いものの、それ以外の厳しい審査基準を設ける機関があることも事実。

したがって、ろうきんの住宅ローンは、基準が寛容だと受け取られる傾向があると考えられます。

以上のように、ろうきんの住宅ローン審査が甘い理由として、勤続年数が1年以上で申し込める点が入ると言えます。

【理由6】地域密着型のサービスを展開しているから

そして6つ目の理由として考えられるのは「地域密着型のサービスを展開しているから」

ろうきんの住宅ローン審査が甘いと言われる理由の一つに、地域密着型のサービスを展開している点があります。地域密着型のサービスとは、各地域のろうきんがその地域の特性やニーズに合わせた対応を行うことです。

地域に根ざした活動を行うことで、地域住民との信頼関係を築きやすくなります。その結果、ローン審査においても、地域の実情や会員の状況を考慮した柔軟な対応が可能となります。具体的には、地元の雇用状況や経済状況を理解しているため、個々の事情に応じた審査基準が設定されやすいです。こうした地域密着型のサービスが、審査が甘いと感じられる一因です。

地域の特性を理解し、住民に寄り添ったサービスを提供することが、ろうきんの特徴であり、利用者にとって大きなメリットとなっています。

ろうきんの住宅ローン審査に落ちた時の対処法を確認しておきたい方は、こちらをご覧ください。自分に合った住宅ローンを見つけることもできます。

審査が甘いと言われてもろうきん住宅ローンに落ちやすい人の特徴

ここまで、ろうきんの住宅ローン審査が甘いと言われる理由について解説してきました。

前述にも説明の通りで、ろうきんの住宅ローンは他の金融機関と比べて、融資の条件が比較的緩やかな項目はあるものの、決して甘いわけではありません。

では、どんな人だと審査に落ちやすいのか?

審査が甘いと言われてもろうきん住宅ローンに落ちやすい人の特徴をまとめています。

【特徴1】負債が多い人

まず1つ目の特徴として「負債が多い人」

負債が多い人は、ろうきん住宅ローンの審査に通りにくい理由があります。負債が多いと、新たに住宅ローンを組んだ際の返済能力に疑問が生じるためです。

具体的には、クレジットカードのリボ払い残高や他のローンの返済が多い場合、毎月の返済負担が大きくなり、さらに住宅ローンを返済する余力がないと判断されることが多いです。例えば、車のローンや教育ローン、消費者金融からの借入があると、合計の返済額が収入を超える可能性があり、審査に通らないことがあります。負債の管理ができていない人は、金融機関から見て信用が低いと見なされやすくなります。

したがって、住宅ローンを申し込む前に、できるだけ他の負債を整理し、返済負担を軽減することが重要です。このように、負債が多いと住宅ローン審査が厳しくなるため、事前に財務状況を見直すことが求められます。

【特徴2】収入が不安定な人

次に2つ目の特徴として「収入が不安定な人」

収入が不安定な人は、ろうきん住宅ローンの審査に通りにくい理由があります。収入が安定していないと、毎月のローン返済が困難になる可能性が高いと判断されるためです。

具体的には、アルバイトや派遣社員などの非正規雇用者は、月ごとの収入が大きく変動することが多いです。例えば、月収が平均して20万円前後であっても、収入が10万円に減る月があると、ローン返済が滞るリスクが高まります。このような収入の不安定さは、金融機関にとって大きなリスク要因となります。また、フリーランスや個人事業主も同様で、収入が季節や景気に左右されやすいため、審査が厳しくなります。収入の安定性は、返済能力を測る重要な指標であり、安定した収入源がないと、審査に通過するのは難しくなります。

したがって、住宅ローンを申し込む前に、安定した収入を確保することが重要です。

ろうきんの住宅ローン審査に落ちた時の対処法を確認しておきたい方は、こちらをご覧ください。自分に合った住宅ローンを見つけることもできます。

【特徴3】信用情報に問題がある人

そして3つ目の特徴として「信用情報に問題がある人」

信用情報に問題がある人は、ろうきん住宅ローンの審査に通りにくい理由があります。信用情報に問題があると、返済能力に疑問が生じ、リスクが高いと判断されるためです。

具体的には、過去にクレジットカードやローンの返済遅延が頻繁にあったり、債務整理を行った履歴がある場合、信用情報機関に記録が残ります。例えば、3ヶ月以上の返済遅延があると、信用スコアが大幅に下がります(出典:クレジットカードの滞納は信用情報に直結)。信用スコアが低いと、金融機関は申請者を高リスクと見なし、ローン審査に通過しにくくなります。また、自己破産民事再生を経験した人も同様で、信用情報が回復するまで数年かかることがあります。信用情報は金融機関が返済能力を評価する重要な指標であり、信用情報に問題がある人は、事前に信用情報を確認し、必要な改善を行うことが重要です。

このように、信用情報に問題があると、住宅ローンの審査は非常に厳しくなります。

ろうきんの住宅ローン審査に落ちた時の対処法5選

では、ろうきんの住宅ローン審査に落ちてしまったらどうすればいいのか?

具体的なろうきんの住宅ローン審査に落ちた時の対処法5選をご紹介します。

【対処法1】他の金融機関で審査してもらう

まず取り組みたい方法は「他の金融機関で審査してもらう」

他の金融機関で審査してもらうことは、ろうきん住宅ローン審査に落ちた場合の有効な対処法です。理由として、各金融機関は異なる審査基準を持っているため、ある銀行で審査に通らなくても、別の銀行では通る可能性があるためです。

例えば、大手都市銀行や地方銀行、信用金庫など、複数の金融機関に相談することで、より適した条件を見つけることができます。具体的には、A銀行では収入基準が厳しい一方で、B銀行では勤続年数を重視しないなど、異なる視点で審査されることがあります。さらに、金融機関によってはキャンペーンを行っており、特定の条件下で金利が優遇される場合もあります。複数の金融機関に問い合わせ、各社の審査基準や条件を比較することで、自身に最適なローンを見つけることができます。

以上のように、他の金融機関で審査してもらうことは、住宅ローンを取得するための重要なステップとなります。

もし、複数の銀行を一括で比較&銀行の審査に通る確率まで簡単に調べたい方は「モゲチェック」を利用するのがおすすめです。

モゲチェック」とは、おすすめの住宅ローンがすぐに分かる完全無料の住宅ローン一括比較サービスです。提案結果はスマホやPCで即時に表示され、住宅ローンに関する疑問や悩みはプロのアドバイザーとメッセージで無料相談することも可能です。

【対処法2】借入額を見直して無理のない返済計画を立てる

次におすすめの対処法は「借入額を見直して無理のない返済計画を立てる」

借入額を見直して無理のない返済計画を立てることは、ろうきん住宅ローン審査に落ちた場合の重要な対処法です。理由として、過大な借入額は返済能力を超えるリスクがあり、審査が通りにくくなるためです。具体的には、希望する借入額を減らし、物件の購入価格や頭金の増額を検討することが有効です。

例えば、物件価格を500万円下げたり、頭金を200万円増やすことで、毎月の返済額を減少させ、返済計画を現実的なものにできます。返済負担率が手取りの20%~25%以内に収まるよう調整すると、審査に通りやすくなります。さらに、家計簿を見直し、無駄な支出を削減することで、毎月の収支を安定させることも重要です。金融機関のローンシミュレーターを活用し、返済シミュレーションを行うことで、無理のない返済計画を具体的に立てることができます。

以上のように、借入額を見直すことは、安定した返済計画を立てるための重要なステップであり、住宅ローン審査の対処法の一つとなります。

【対処法3】信用情報機関で自分の信用情報を確認し改善する

3つ目の対処法として取り組みたいのが「信用情報機関で自分の信用情報を確認し改善する」

信用情報機関で自分の信用情報を確認し改善することは、ろうきん住宅ローン審査に落ちた場合の有効な対処法です。理由として、信用情報に問題があると審査に通らない可能性が高いためです。

具体的には、まず信用情報機関に問い合わせて自身の信用情報を取得し、過去の延滞や未払いが記録されていないか確認します。例えば、3ヶ月以上の延滞記録がある場合、それが審査落ちの原因となることが多いです。その後、問題があれば早急に解決し、信用情報を改善する努力をします。具体的な改善策としては、現在の借入金を計画的に返済し、遅延や未払いを避けることが重要です。また、クレジットカードの利用額を適度に抑え、定期的に利用明細を確認する習慣を持つことも有効です。信用情報が改善されると、次回の審査でより良い結果を得られる可能性が高まります。

以上のように、信用情報を確認し改善することは、ろうきんの住宅ローン審査に通過するための重要なステップです。

【対処法4】負債があれば整理して返済負担を軽減させる

4つ目におすすめの対処法が「負債があれば整理して返済負担を軽減させる」

負債があれば整理して返済負担を軽減させることは、ろうきん住宅ローン審査に落ちた場合の有効な対処法です。理由として、負債が多いと返済能力が低いと判断されるためです。

具体的には、まず現状の負債状況を把握し、どの借入れが高金利かを確認します。例えば、クレジットカードのリボ払いは高金利であることが多いため、優先的に返済することが重要です。また、複数のローンを一本化することで金利を下げ、毎月の返済額を減らす方法もあります。債務整理の一環として、低金利の借り換えローンを利用することも検討できます。さらに、家計を見直し、不要な支出を削減することで、返済に回せる資金を増やします。

以上のよう取り組みにより、総返済負担率を下げることができ、次回のローン審査で良い結果を得られる可能性が高まります。

【対処法5】共同名義で住宅ローンを申請する

そして5つ目の対処法として「共同名義で住宅ローンを申請する」

共同名義で住宅ローンを申請することは、ろうきん住宅ローン審査に落ちた場合の有効な対処法です。理由として、共同名義にすることで返済能力が向上し、審査に通りやすくなるためです。

具体的には、配偶者や親族と共同でローンを組む方法があります。例えば、申請者の年収が300万円で審査に通らなかった場合、配偶者の年収が200万円であれば、合計年収が500万円となり、審査基準を満たす可能性が高まります。共同名義にすることで、各自の収入や信用情報が加味されるため、返済能力が高く評価されます。また、共同名義の場合、返済負担を分担できるため、毎月の返済額が個人にかかる負担も軽減されます。申請前に、共同名義者としっかりと話し合い、将来の返済計画を立てることが重要です。

以上のことから、共同名義での申請は、返済能力を高め、住宅ローン審査に通過するための効果的な方法です。

【Q&A】審査が甘いと囁かれるろうきん住宅ローンのよくある疑問

最後に審査が甘いと囁かれるろうきん住宅ローンのよくある疑問をまとめます。

【疑問1】ろうきん住宅ローンの仮審査で落ちる確率は?

ろうきん住宅ローンの仮審査で落ちる確率は、他の金融機関と大差ありません。理由として、仮審査は申請者の基本的な信用情報や収入状況を確認するためのステップであり、どの金融機関でも同様の基準が適用されるためです。

具体的には、過去にクレジットカードやローンの返済遅延があった場合や、現在の収入が不安定である場合、仮審査に通らない可能性が高くなります。例えば、年収が安定していないフリーランスの方や、過去に数回の延滞履歴がある方は、仮審査に落ちることがあります。ただし、ろうきんは労働組合員や特定の職業団体に所属している人を優遇する傾向があるため、該当する方は審査に通りやすいです。

仮審査に通過するためには、信用情報をクリーンに保ち、安定した収入を確保することが重要です。ろうきんの仮審査で落ちる確率は、個々の状況により変動しますが、準備をしっかり行うことで確率を低く抑えることができます。

もし、複数の銀行を一括で比較&銀行の審査に通る確率まで簡単に調べたい方は「モゲチェック」を利用するのがおすすめです。

モゲチェック」とは、おすすめの住宅ローンがすぐに分かる完全無料の住宅ローン一括比較サービスです。提案結果はスマホやPCで即時に表示され、住宅ローンに関する疑問や悩みはプロのアドバイザーとメッセージで無料相談することも可能です。

【疑問2】ろうきん住宅ローンの本審査で落ちる確率は?

ろうきん住宅ローンの本審査で落ちる確率は、他の金融機関と比べても特別に高いわけではありません。理由として、ろうきんは会員向けに特化した金融機関であり、会員の生活を支援するための柔軟な対応が特徴です。

具体的には、労働組合員や特定の職業団体に所属している人は、ろうきんの審査で優遇されることが多いです。ただし、信用情報に問題があったり、収入が不安定な場合は、審査に通りにくくなります。例えば、過去に返済遅延が頻繁にあったり、現在の収入が不安定であれば、審査に落ちる可能性が高まります。

したがって、審査に通過するためには、信用情報をクリーンに保ち、安定した収入を確保することが重要です。ろうきんの本審査で落ちる確率は、個々の信用情報や収入状況に大きく依存するため、しっかりと準備をすることが大切です。

【疑問3】ろうきん住宅ローンの審査にかかる日数はどれくらい?

ろうきん住宅ローンの審査にかかる日数は、申込みからおおよそ7日程度で案内が届きます。

【疑問4】ろうきん住宅ローンの金利はどのくらいですか?

ろうきん住宅ローンの金利は、以下の通り。

手数料定率型の標準金利と会員の適用金利

  • 団体会員:(標準金利)2.475%→(適用金利)0.375%~0.465%
  • 生協会員:(標準金利)2.475%→(適用金利)0.535%~0.675%

一般的には他の金融機関と比較して低めに設定されています。

まとめ:ろうきんの住宅ローン審査は甘いのかの結論と落ちた時の対処法

ろうきんの住宅ローン審査は甘いのかの結論と落ちた時の対処法に関する情報をまとめてきました。

結論、ろうきんの住宅ローン審査は、決して甘いわけではない。
ですが、他の金融機関と比べて、融資の条件が比較的緩やかな項目があります。

改めて、ろうきんの住宅ローン審査が甘いと言われる理由をまとめると、

ろうきんの住宅ローン審査が甘いと言われる理由

  • 営利を目的としない金融機関だから
  • ろうきんの会員であれば優遇されるから
  • 頭金がなくても申し込めるから
  • 世帯年収の審査基準が低いから
  • 勤続年数が1年以上で申し込めるから
  • 地域密着型のサービスを展開しているから

ろうきんの住宅ローン審査ひとつひとつの条件を見た場合、年収や勤続年数など、他の金融機関よりも基準が緩やかな部分があります。

こうした要因が重なることにより、「ろうきんの住宅ローン審査は甘い」という見方をされるのではないか、と考えられます。

とはいえ、住宅ローンの審査に通るかどうかは、本人にとって特に気になること。

複数の銀行を一括で比較&銀行の審査に通る確率まで簡単に調べたい方は「モゲチェック」を利用するのがおすすめです。

モゲチェック」とは、おすすめの住宅ローンがすぐに分かる完全無料の住宅ローン一括比較サービスです。提案結果はスマホやPCで即時に表示され、住宅ローンに関する疑問や悩みはプロのアドバイザーとメッセージで無料相談することも可能です。